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カタログで「480万円から」と見て、ディーラーで見積書をもらったら500万円を軽く超えていた。そんな経験をした方も多いはずです。
結論から言うと、BMW 1シリーズの乗り出し価格は、車両本体に30万〜50万円ほどの諸費用を足した額が出発点です。ここにオプションが乗ると、一番安い120 originalでも510万円前後からになります。
この記事では、現行6グレードそれぞれの総額の目安と、どこで金額が膨らむのかを数字で見ていきます。
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乗り出し価格は本体価格からいくら上がる?
まず知っておきたいのは、カタログの価格には諸費用が入っていないことです。
BMWの公式価格表にも「車両本体価格は税金(消費税を除く)・保険料・登録諸費用・付属品価格を含まない」と注記があります。つまり、見積書の合計は本体価格より上に来ます。
乗り出し価格は「車両本体+オプション+諸費用」の3つの合計です。諸費用だけで30万〜50万円ほどが目安で、オプション次第では100万円近く上がることもあります。
『じゃあ値引きで相殺できるの?』と思いますよね。値引きの考え方は別の記事でまとめていますが、諸費用の中には削れない税金も入っています。
だからこそ、まずは「削れない部分」と「交渉できる部分」を分けて見ておくと、見積書がぐっと読みやすくなります。値引きの順番は1シリーズの値引き相場と交渉の順番で詳しく書いています。
グレード別の乗り出し価格の目安はいくら?
ここが一番気になるところですよね。2026年7月以降モデルのメーカー希望小売価格(消費税込)をもとに、諸費用を30万〜50万円と置いて試算しました。
| グレード | 駆動 | 車両本体価格 | 諸費用の目安 | 乗り出し価格の目安(オプションなし) |
|---|---|---|---|---|
| 120 original | FF | 480万円 | 30万〜50万円 | 510万〜530万円 |
| 120 | FF | 500万円 | 30万〜50万円 | 530万〜550万円 |
| 120 M Sport | FF | 521万円 | 30万〜50万円 | 551万〜571万円 |
| 120d | FF | 521万円 | 30万〜50万円 | 551万〜571万円 |
| 120d M Sport | FF | 541万円 | 30万〜50万円 | 571万〜591万円 |
| M135 xDrive | 4WD | 729万円 | 30万〜50万円 | 759万〜779万円 |
本体価格は2026年7月以降モデルの値です。諸費用の幅は、販売店や登録する地域、登録月、付ける保険で変わるため、あくまで目安として見てください。

実は、120 M Sportと120dは本体価格が同じ521万円です。どちらにするかで迷うなら、乗り出し価格ではなく燃料代と税金の差で考えるのが早いです。
『120と120 M Sportの21万円差、総額だとどうなる?』という方もいるはずです。
差は本体価格の21万円がほぼそのまま残ります。諸費用はグレードでそれほど変わらないからです。
120とディーゼルの120d、総額以外で差が出るところは?
本体価格が同じ521万円の120 M Sportと120dは、買った後の出費で差がつきます。
| 項目 | 120 M Sport | 120d |
|---|---|---|
| 本体価格(2026年7月以降) | 521万円 | 521万円 |
| 燃料 | ハイオク | 軽油 |
| WLTCモード燃費 | 16.8km/L | 21.2km/L |
| 自動車税(年) | 30,500円 | 36,000円 |
| 車両重量 | 1,460kg | 1,540kg |
自動車税は120のほうが年5,500円安い一方、燃費と燃料の単価では120dが有利です。年間の走行距離が多い方ほど、120dの良さが出やすくなります。
『結局どっちが得?』と迷ったら、1年に何km走るかを先に出してみてください。ディーゼルの考え方は120dのディーゼルは買いかで詳しく書いています。
諸費用には何が入っている?
見積書の「諸費用」は、大きく分けて税金・保険と、販売店の手数料の2種類です。
| 項目 | 中身 | 金額の決まり方 |
|---|---|---|
| 自動車税(種別割) | 登録した翌月から3月までの月割 | 120系は年30,500円、120d・M135 xDriveは年36,000円が基準 |
| 自動車重量税 | 新車登録時に3年分 | 車両重量の区分で決まる(120は1.5t以下、120d・M135は1.5t超2.0t以下) |
| 環境性能割 | 取得時の税 | 燃費性能などで決まる。適用は見積書で確認 |
| 自賠責保険 | 車検までの期間分 | 法律で決まった額 |
| リサイクル料金 | 預託金 | 全モデル17,420円(公式価格表) |
| 登録・納車などの代行費用 | 販売店の手数料 | 販売店ごとに違う |
自動車税は「年額×残りの月数÷12」が目安です。例えば10月に登録すると、11月から3月までの5か月分がかかります。
重量税と環境性能割の具体的な金額は、エコカー減税の扱いも絡むため、ここでは数字を出しません。見積書の内訳で確かめるのが確実です。
登録する月で自動車税はどれくらい変わる?
自動車税は月割なので、登録月によって初年度の金額が変わります。年額からの計算の目安を並べます。
| 登録月 | 月割の月数 | 120系(年30,500円) | 120d・M135 xDrive(年36,000円) |
|---|---|---|---|
| 4月 | 11か月 | 約27,900円 | 約33,000円 |
| 7月 | 8か月 | 約20,300円 | 約24,000円 |
| 10月 | 5か月 | 約12,700円 | 約15,000円 |
| 1月 | 2か月 | 約5,000円 | 約6,000円 |
金額は年額から月割で出した目安で、端数の扱いは都道府県で確かめてください。3月に登録すると月割はかかりませんが、4月にすぐ1年分の納税が来ます。
つまり、登録月で乗り出し価格は数万円動きます。ただ、トータルの負担はほぼ同じなので、税金のために納車を遅らせる必要はありません。
120(120 originalを含む)と120dは48Vマイルドハイブリッドですが、税の優遇がどこまで効くかは年度の制度で変わります。担当者に「この車の環境性能割と重量税はいくらか」と聞いておきましょう。
オプションを付けると総額はどこまで上がる?
乗り出し価格を一番大きく動かすのは、実はオプションです。主なオプションの価格(公式価格表・税込)を並べます。
| オプション | 価格 | 付けられるグレード |
|---|---|---|
| テクノロジー・パッケージ | 404,000円 | 120・120 M Sport・120d系(120 originalは設定なし) |
| M スポーツ・パッケージ・プロ | 350,000円 | M Sport |
| ハイライン・パッケージ | 276,000円(120・120d)/229,000円(M Sport) | 120 original以外 |
| パノラマ・ガラス・サンルーフ | 182,000円 | 120 original以外 |
| 19インチホイール | 116,000円 | モデルによる |
| ブラック・ルーフ | 77,000円 | モデルによる |
| BMW Individual 有償色 | 165,000円〜460,000円 | 120 original以外 |
例えば120 M Sportに、テクノロジー・パッケージとM スポーツ・パッケージ・プロを付けると、それだけで75万4,000円です。本体と合わせると596万4,000円になり、諸費用を足すと600万円台が見えてきます。

テクノロジー・パッケージには、高速道路の渋滞時に使えるハンズ・オフ・アシストやヘッドアップ・ディスプレイが入っています。M135 xDriveは最初から標準なので、このパッケージ分の差も含めて比べてみてください。
「全部入り」に近い仕様で見積もりを取り、総額を見てからグレードを下げる人がいます。先に「どうしても欲しい装備」を2〜3個に絞っておくと、無駄な往復が減ります。
見積書のどこで差がつく?
同じグレード・同じオプションでも、販売店によって見積書の合計は変わります。差がつくのは主に次の3か所です。
- 販売店の代行費用(登録・車庫証明・納車)の金額を確認する
- ボディコーティングやメンテナンスパックなど、販売店独自の商品が入っていないか見る
- 下取り車がある場合、下取り額と値引きが混ざっていないか分けて書いてもらう
販売店独自のコーティングやフロアマットは、断ってもかまいません。担当者にこんなふうに聞くと話が早いです。
「この見積もりから、コーティングとマットを外した金額も出してもらえますか」
「はい、外した場合はこちらの金額になります」
並行輸入車と比べて迷う方もいますが、1シリーズは日本仕様が全車右ハンドルです。保証やサービスの違いは正規ディーラーと並行輸入の違いにまとめています。
乗り出し価格を抑えるにはどうする?
総額を下げる方法は、値引きだけではありません。実は、選び方で数十万円変わることもあります。
- グレードを決める(120 originalと120の差は本体で20万円)
- 欲しいオプションをパッケージ単位で選ぶ
- 販売店独自の商品を外した見積もりをもらう
- 2店以上で同じ条件の見積もりを取って比べる
- 最後に値引きと下取りを交渉する
120 originalは本体が一番安い分、テクノロジー・パッケージやハイライン・パッケージを付けられません。シート・ヒーティングや電動シートも設定がないので、後から欲しくなっても追加できないんです。
『安いから120 original』で決めてしまうと、あとで後悔することも。冬にシート・ヒーティングが欲しいなら、最初から120以上を選んでおきましょう。
例えば同じ120 M Sportでも、A店はコーティング込み、B店は代行費用が高め、といった差が出ることがあります。合計額だけでなく、行ごとに見比べるのがコツです。
オプションが同じでも、販売店で値引きや代行費用は違います。複数の見積もりを並べると、どこが高いのかがはっきり見えてきます。
下取りやローンを使う時は何に気をつける?
下取り車がある場合、見積書の合計から下取り額が引かれた形で出てくることがあります。
ここで注意したいのは、値引きと下取り額が一緒に書かれていると、どちらが高いのか分からなくなることです。「下取りなしの金額」も出してもらうと、比べやすくなります。
ローンや残クレを使う場合は、車両の総額に金利が加わります。乗り出し価格とは別に、総支払額で比べておきましょう。比べ方は残クレは損か得かでまとめています。
見積書の各項目の読み方は1シリーズの見積もりの見方、オプション選びはオプションとパッケージの選び方も参考にしてみてください。
BMW 1シリーズに乗り換える前に、今の車の手放し方も決めておく
BMW 1シリーズへの乗り換えを考えているなら、今の車をどうするかも先に考えておくと安心です。
『新しい車のことで頭がいっぱいで、そこまで考えていなかった』という方も多いですよね。
今の車は、購入する販売店での下取りのほかに、買取店に売る方法もあります。複数の会社に査定してもらうと、条件を比べたうえで決められます。
納車のタイミングと手放す時期をそろえておくと、車が無い期間もつくらずに済みます。
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これが、車の買い替えで損をするか、得をするかの分かれ目になります。
すでに調べ尽くしている方は「知ってるよ」と思うかもしれません。でも、ピンと来なかった方は、ここだけは最後まで読んでみてください。
ポイントは「今の車をどう手放すか」です。
多くの人は、新しい車を買うお店でそのまま下取りに出します。でもこれは、損をしやすい典型的なパターンなんです。
販売店も商売なので、下取りはできるだけ安く引き取りたいのが本音です。
- まず、控えめな下取り額を提示される
- 「がんばって、ここまで上げました!」と金額が上がる
金額が上がると、サービスしてもらったように感じますよね。
ただ、最初の金額には上げる余地が残してあることも多く、上がった後の金額でも、まだ本当の価値より安いことがあります。
比べる材料を持たずに商談に行くと、もっと高く売れたはずの車を、そのまま安く手放してしまうこともあるんです。
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ナビクル査定事例より。個人の感想であり、実際の査定・売却額を保証するものではありません。
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ナビクルはどんなサービス?
| 項目 | 内容 |
|---|---|
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| 査定を依頼できる数 | 最大10社 |
| 査定依頼の実績 | 累計600万件以上(2025年12月末時点) |
| サービス開始 | 2007年 |
| 運営会社 | 株式会社エイチームライフデザイン(東証プライム上場企業 株式会社エイチームホールディングスのグループ会社) |
| 安心への取り組み | JPUC(日本自動車購入協会)のWeb監修/JPUC認定の適正買取店が参画 |
表の内容(入力時間・査定依頼先の数・査定依頼の実績・運営会社など)は、ナビクル公式サイトの記載に基づきます(2026年10月時点)。掲載している写真・イラストはイメージです。
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よくある質問
BMW 1シリーズで一番安い乗り出し価格はいくらですか?
120 original(本体480万円・2026年7月以降モデル)に諸費用30万〜50万円を足した、510万〜530万円ほどが目安です。オプションを付けなければこのあたりが下限になります。登録地域や月で前後します。
120dとガソリンの120 M Sportは乗り出し価格が同じですか?
本体価格はどちらも521万円です。ただし120dは排気量が1,995ccで自動車税が年36,000円、120は1,498ccで年30,500円なので、税金の分だけ差が出ます。
M135 xDriveの乗り出し価格はいくらですか?
本体729万円に諸費用を足して、760万〜780万円ほどが目安です。テクノロジー・パッケージの主な装備が標準なので、120系ほどオプションで総額が膨らみにくい車です。
諸費用は値引きできますか?
税金と自賠責保険、リサイクル料金は削れません。販売店の代行費用や独自商品は、交渉や取り外しの余地があります。
残クレで買うと乗り出し価格は変わりますか?
車両の総額は変わりませんが、金利の分だけ総支払額が増えます。比べ方は残クレの記事で詳しく書いています。
まとめ
- 乗り出し価格は「車両本体+オプション+諸費用」の合計
- 諸費用は30万〜50万円ほどが目安で、地域・登録月・販売店で変わる
- 120 originalは510万円前後から、M135 xDriveは760万円前後からが目安
- 総額を一番動かすのはオプション。先に欲しい装備を絞っておく
- 販売店独自の商品を外した見積もりを2店以上で比べる





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