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『中古の1シリーズを見ていたら、年式で形も名前もバラバラ。どれが何代目なの?』と戸惑っている方も多いはずです。
結論から言うと、1シリーズは2004年の初代E87から、F20、F40、現行F70まで4世代あります。年式と駆動方式、グレード名の「i」の有無を見れば、何代目かはほぼ見分けられます。
この記事では、歴代の型式と日本発売日を一覧にして、車検証や年式から世代を見分けるコツを紹介します。
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BMW 1シリーズの歴代モデル一覧
1シリーズは初代E87(2004年)、二代目F20(2011年)、三代目F40(2019年)、四代目F70(2024年・現行)の4世代です。初代と二代目は後輪駆動(FR)、三代目からは前輪駆動(FF)です。
まずは、歴代をひとつの表に並べてみますね。
| 世代 | 型式 | 日本発売 | 駆動方式 | 日本の主なグレード |
|---|---|---|---|---|
| 初代 | E87(5ドア) | 2004年10月9日 販売開始 | FR | 116i/118i/120i/130i |
| 初代 | E82(クーペ) | 2008年2月26日 発表 | FR | 120i/135i |
| 初代 | E88(カブリオレ) | 2008年3月26日 発表 | FR | 120i |
| 二代目 | F20(5ドア) | 2011年9月22日 販売開始 | FR | 116i/120i/M135i/118d/M140i |
| 三代目 | F40 | 2019年8月29日 発表 | FF(M135i xDriveは4WD) | 118i/118d/116i/M135i xDrive |
| 四代目(現行) | F70 | 2024年11月1日 販売開始 | FF(M135 xDriveは4WD) | 120 original/120/120d/M135 xDrive ほか |
出典は、F70がBMW公式リリース、E87からF40がWikipedia(日本語版)の記載です。
『思ったより世代が少ないんだね』と感じた方もいるかもしれません。1シリーズは1世代がおおむね5〜8年と長めなので、同じ型式でも年式の幅が広いんです。

1世代はどれくらい続いた?
歴代の世代の長さも、表で見ておくと年式の幅がつかみやすくなります。
| 世代 | 日本での期間の目安 | 長さ |
|---|---|---|
| 初代 E87 | 2004年〜2011年(クーペ・カブリオレは2014年ごろまで) | 約7年 |
| 二代目 F20 | 2011年〜2019年 | 約8年 |
| 三代目 F40 | 2019年〜2024年 | 約5年 |
| 四代目 F70 | 2024年〜 | 現行 |
二代目F20は8年と長く、途中で後期型も出ています。同じF20でも、年式で中身がかなり違うことは覚えておきましょう。
世代ごとの特徴をざっくり知ろう
それぞれの世代を、ひとことで言うとどんな車なのかを見ていきますね。
初代E87(2004年〜)はFRで始まった1シリーズ
初代は2004年9月22日に日本で発表されました。BMWで一番コンパクトな後輪駆動車として登場しています。
2008年にはクーペ(E82)とカブリオレ(E88)が加わりました。3ドアのE81もありますが、日本には入っていません。詳しくは 初代E87の中古と注意点 で見ています。
二代目F20(2011年〜)はFR最後の1シリーズ
二代目は2011年9月22日に販売が始まりました。2015年5月14日に後期型(LCI)が発表され、2016年には118dや直6のM140iも加わっています。
1シリーズで最後の後輪駆動の世代です。前期と後期の違いは F20の前期・後期の違い にまとめています。
三代目F40(2019年〜)でFFに変わった
三代目は2019年8月29日に発表され、1シリーズで初めて前輪駆動になりました。高性能版のM135i xDriveは4WDです。
今は「先代」と呼ばれる世代で、中古の台数も多めです。グレードの違いは F40は中古で買い? で見ています。
四代目F70(2024年〜)が現行モデル
現行のF70は2024年10月30日に発表、11月1日に販売が始まりました。2025年2月に120d、2026年5月に120 originalが加わっています。
価格は480万〜729万円(2026年7月以降モデル・メーカー希望小売価格・消費税込)です。変わったところは 現行F70の特徴 で詳しく見ています。
グレード名で世代を見分けるコツ
ここが大事なところです。実は、グレード名を見るだけでも世代の見当がつきます。
| グレード名の例 | 当てはまる世代 |
|---|---|
| 130i | 初代E87だけ |
| 135i | 初代のクーペE82 |
| M135i | 二代目F20(2012年8月〜) |
| M140i | 二代目F20後期(2016年9月〜) |
| 118i Play | 三代目F40 |
| M135i xDrive | 三代目F40 |
| 120 original/120 M Sport | 四代目F70(現行) |
| M135 xDrive(「i」なし) | 四代目F70(現行) |
116iや120iのように、複数の世代で使われた名前もあります。その場合は、年式と駆動方式も合わせて見てみてください。
F70から車名の「i」が無くなりました(118iは120に、M135iはM135に)。BMWが「i」をEVの名前に使うためと言われています。「120」「M135 xDrive」と書かれていたら現行F70です。
Mパフォーマンスの移り変わり
速い1シリーズの系譜も、世代の見分けに役立ちます。
- M135i(F20・2012年8月追加)
- M140i(F20後期・2016年9月追加、3.0L直6・FR)
- M135i xDrive(F40・2019年、2.0L直4・4WD)
- M135 xDrive(F70・2024年、2.0L直4ターボ 300ps)
直6のM140iは、1シリーズ最後の6気筒・後輪駆動のモデルです。F40以降は直4の4WDに変わりました。
車検証と年式で何代目かを確かめる方法
『中古車の広告には型式が書いていない…』ということもありますよね。そんな時は、車検証と年式で確かめるのが確実です。
- 車検証の「初度登録年月」を見る(新車で登録された年月)
- 車検証の「型式」欄を見る
- 年式と歴代の発売年を照らし合わせる
- 迷ったら販売店に「E87・F20・F40・F70のどれか」を聞く
例えば、販売店でこんなふうに聞いてみるとスムーズです。
「この車、F20の前期ですか、後期ですか?」
「2016年登録なので後期ですね。車検証も見てみましょうか」
現行F70の車検証の型式
現行F70は、車検証の型式で仕様まで分かります(BMW公式主要諸元)。
| 現行F70のモデル | 車検証の型式 | 燃料 |
|---|---|---|
| 120 original/120/120 M Sport | 3AA-82GE15 | ハイオク |
| 120d/120d M Sport | 3CA-22GF20 | 軽油 |
| M135 xDrive | 3BA-22GE20 | ハイオク |
型式の頭の「3AA」はガソリン・ハイブリッド、「3CA」はディーゼル・ハイブリッド、「3BA」はガソリン車を表しています。

年式で見分ける時の目安
年式だけで見分ける場合は、次の境目を覚えておくと便利です。
| 初度登録の年 | 当てはまりやすい世代 |
|---|---|
| 2004年〜2011年ごろ | 初代E87(クーペ・カブリオレは2014年ごろまで) |
| 2011年〜2019年ごろ | 二代目F20 |
| 2019年〜2024年ごろ | 三代目F40 |
| 2024年11月以降 | 四代目F70 |
切り替わりの年は前の世代と次の世代が混ざるので、型式で確かめておきましょう。特に2011年、2019年、2024年の登録車は要注意です。
クーペやカブリオレはどこへ行った?
『昔は1シリーズのクーペがあったよね?』と覚えている方もいますよね。
1シリーズのクーペ(E82)とカブリオレ(E88)は、2014年に2シリーズ クーペ(F22)へ引き継がれました(日本は2014年2月発売)。だから、二代目F20以降の1シリーズは5ドアが中心です。
現行F70は5ドア・ハッチバックだけです。3ドア・クーペ・カブリオレ・セダンはありません。4ドアが欲しい場合は、F70とプラットフォームを共有する2シリーズ グラン クーペ(F74)が候補になります。
ボディの関係は クーペ・カブリオレ・セダンはある? で詳しく見ています。
歴代のどれを選ぶ?目的別の選び方
最後に、何を大事にするかで歴代のどれが合うかを整理しておきますね。
| 大事にしたいこと | 合いやすい世代 |
|---|---|
| 新車保証と最新の装備 | 現行F70(480万円〜) |
| FFの使い勝手を中古で抑えて | 三代目F40 |
| 後輪駆動の走り | 二代目F20(特に後期) |
| クーペ・カブリオレ | 初代E82・E88 |
年式が古くなるほど、整備費や13年超の自動車税の重課は気にしておきたいところです。
歴代の中古を探す時のコツ
「1シリーズ」だけで在庫を探すと、4世代すべてが一緒に出てきます。気になる世代が決まっているなら、年式の範囲で絞り込むのが近道です。
例えばFRに乗りたいなら2019年より前、FFの先代F40なら2019年から2024年、と絞ると探しやすくなります。グレード名で絞るのも、上の見分け方の表がそのまま使えますよ。駆動方式の違いは FFとFRの違い で詳しく見ています。
中古で探す時は、年式と型式の条件で絞り込むと世代ごとに比べやすいですよ。気になる世代が決まったら、在庫を見てみてください!
新車の現行F70を考えるなら、値引きの進め方を 1シリーズの値引き相場と交渉の順番 で確かめておきましょう。次の世代がいつ出るのかは 次期型とノイエ・クラッセ にまとめています。
BMW 1シリーズに乗り換える前に、今の車の手放し方も決めておく
BMW 1シリーズへの乗り換えを考えているなら、今の車をどうするかも先に考えておくと安心です。
『新しい車のことで頭がいっぱいで、そこまで考えていなかった』という方も多いですよね。
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よくある質問
BMW 1シリーズは何代目まで出ていますか?
2026年10月時点で四代目のF70が現行です。初代E87、二代目F20、三代目F40、四代目F70の4世代があります。
1シリーズの型式はどこで確かめられますか?
車検証の「型式」欄で確かめられます。現行F70なら120系が3AA-82GE15、120d系が3CA-22GF20、M135 xDriveが3BA-22GE20です。
1シリーズがFFになったのはいつからですか?
2019年8月29日に日本で発表された三代目F40からです。初代と二代目は後輪駆動でした。
120iと120は同じ車ですか?
違います。「120i」は過去の世代のグレード名で、現行F70では「i」が無くなり「120」になりました。
1シリーズのクーペは今もありますか?
ありません。初代のクーペE82とカブリオレE88は、2014年に2シリーズ クーペへ引き継がれました。
1シリーズの先代はどれですか?
現行F70の先代は三代目のF40です。2019年に発表され、1シリーズで初めて前輪駆動になった世代です。
まとめ
- 1シリーズは初代E87(2004年)、F20(2011年)、F40(2019年)、現行F70(2024年)の4世代
- 初代と二代目は後輪駆動、三代目F40から前輪駆動に変わった
- 現行F70から車名の「i」が無くなり、「120」「M135 xDrive」と呼ぶ
- 世代は車検証の初度登録年月と型式で確かめるのが確実
- クーペ・カブリオレは2014年に2シリーズへ移り、現行は5ドアのみ





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