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『新車の1シリーズは500万円近いし、先代のF40を中古で狙うのはアリかな?』と考えている方も多いはずです。
結論から言うと、F40は「今の1シリーズに近い使い勝手を、新車より抑えた予算で」という人には十分に買いの世代です。FFになった最初の世代なので、室内の作りは現行F70とよく似ています。
この記事では、F40のグレードの違いと、中古で選ぶ時に見ておきたいところを数字と表で確かめていきます。
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F40はどんな1シリーズ?先代の基本をおさえよう
F40は2019年8月29日に日本で発表された3代目の1シリーズです。1シリーズで初めて前輪駆動(FF)になった世代で、2024年11月に現行F70へバトンを渡しました。
「先代の1シリーズ」と言えば、今はこのF40のことです。まずは基本の情報を並べてみますね。
| 項目 | F40(3代目・先代) |
|---|---|
| 日本発表 | 2019年8月29日 |
| 駆動方式 | FF(M135i xDriveは4WD) |
| ボディ | 5ドア・ハッチバック |
| 発売時のグレード | 118i/118i Play/118i M Sport/M135i xDrive |
| あとから追加 | 118d(2020年4月2日)、116i(2022年9月14日・オンライン限定) |
| 限定車 | ファッショニスタ(2024年1月31日・300台) |
| 後継 | F70(2024年11月1日 販売開始) |
出典はWikipedia(日本語版)とBMW公式リリース一覧の記載です。
実は、F40で一番大きく変わったのは駆動方式です。初代E87と2代目F20は後輪駆動(FR)でしたが、F40からFFになりました。
その分、後席や荷室を作りやすくなったと言われています。FRとFFの違いは 歴代モデル一覧 でも世代ごとに並べています。
F40の中古は何年落ちになる?
F40は2019年から2024年まで売られていたので、年式で経過年数が変わります。2026年時点の目安を並べてみますね。
| 登録の年 | 2026年時点の経過年数 | 当てはまりやすいグレード |
|---|---|---|
| 2019年 | 約7年 | 118i系・M135i xDrive |
| 2020〜2021年 | 約5〜6年 | 118i系・118d・M135i xDrive |
| 2022〜2023年 | 約3〜4年 | 116iを含む全グレード |
| 2024年 | 約2年 | 最終の年式・限定車ファッショニスタ |
新しい年式ほど、BMW認定中古車として保証付きで並ぶことが多いと言われます。
一方で、2019年や2020年の年式は、新車保証3年がすでに終わっている計算です。保証の残りがあるかどうかで、安心感がかなり変わりますよ。
118i・118d・116i・M135i xDriveは何が違う?
『グレードがいくつもあって、どれを選べばいいか分からない…』という声はよく聞きます。
F40の日本仕様は、大きく分けると4つの系統です。
| グレード | 燃料・エンジンの種類 | 駆動方式 | 日本での登場 |
|---|---|---|---|
| 116i | ガソリン | FF | 2022年9月14日(オンライン限定) |
| 118i/118i Play/118i M Sport | ガソリン | FF | 2019年(発売時から) |
| 118d | ディーゼル(軽油) | FF | 2020年4月2日 |
| M135i xDrive | 2.0L直4ガソリン・ターボ | 4WD(xDrive) | 2019年11月1日 販売開始 |
一番台数が多いのは、発売時からある118i系です。118i Playは装備を抑えた仕様、118i M Sportは足回りと外観をスポーティにした仕様と考えておくと分かりやすいですよ。
118dは、燃料費を抑えたい人や長距離を走る人に向いたディーゼルです。給油は軽油になります。
116iの燃費はどう見ればいい?
116iはあとから追加された入門グレードで、オンライン限定で売られていました。燃費が気になって調べている方もいますよね。
ただ、F40の燃費のカタログ値は、年式や改良で記載が変わることがあります。このサイトでは公式の値を確かめきれていないので、数字は出さずにおきますね。
その年式のカタログか、車検証の型式から調べるのが確実です。中古車の場合は、販売店に「この個体のカタログ燃費」を聞いてみるのも手です。
参考までに、現行F70の120はWLTCモード16.8km/L、120dは21.2km/L(BMW公式主要諸元)です。F40から乗り換えを考える時の目安にしてみてください。
M135i xDriveは別格の性能
M135i xDriveは、2.0L直4ターボに4WDを組み合わせた高性能版です。先代のF20にあった直6のM140iから、4気筒・4WDに変わりました。
「速い1シリーズが欲しいけど、新車のM135 xDriveは高い」という人が中古で探すグレードです。
現行F70と比べると、何が違ってどれだけ高い?
F40を検討する人の多くは、現行F70と迷っているはずです。
現行F70の価格(2026年7月以降モデル・メーカー希望小売価格・消費税込)は次のとおりです。
| 現行F70のグレード | 価格 | 先代F40で近い立ち位置 |
|---|---|---|
| 120 original | 480万円 | 116i/118i Play |
| 120 | 500万円 | 118i |
| 120 M Sport | 521万円 | 118i M Sport |
| 120d | 521万円 | 118d |
| 120d M Sport | 541万円 | 118d |
| M135 xDrive | 729万円 | M135i xDrive |
「近い立ち位置」はグレードの役割で並べたもので、装備や性能が同じという意味ではありません。
新車で一番手頃な120 originalでも480万円です。F40の中古は年式や走行距離で大きく値段が変わるので、ここでは金額を断定しません。
中古の価格は時期と地域でも変わるので、気になる個体の総額で比べてみてください。
F70で変わった主なところ
『見た目以外にそんなに変わったの?』と思いますよね。F70での主な変化は次のとおりです。
- 120・120dに48Vマイルドハイブリッドが標準
- BMWカーブド・ディスプレイ(10.25インチ+10.7インチ)
- M135 xDriveにハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援が標準
- 車名から「i」が無くなった(118iは120に、M135iはM135に)
- 中古なら新車より予算を抑えやすい
- 年式が新しめで、FFの使い勝手は現行に近い
- 118i・118dなど選べる中古の台数が多い
F70の変更点は 現行F70の特徴 で詳しく見ています。現行のサイズは全長4,370mm・全幅1,800mm・全高1,465mm(120、BMW公式主要諸元)です。

F40の故障の傾向は?よく言われるところ
『輸入車の中古って、すぐ壊れるんじゃないの?』という不安はありますよね。
結論から言うと、F40は年式が新しい世代なので、初代や2代目ほど年数による傷みは出ていない個体が多いです。ただ、輸入車で一般によく言われるトラブルはF40でも気にしておきたいところです。
| 気にしたい箇所 | どんな症状で気づくか | 修理費の目安 |
|---|---|---|
| 冷却系(ウォーターポンプ・ホース類) | 冷却水の減り、警告灯 | 数万円〜十数万円程度 |
| オイル漏れ(パッキン類) | 駐車場の床のシミ、焼けたにおい | 数万円程度〜 |
| バッテリー | エンジンのかかりが悪い、警告表示 | 数万円程度 |
| 電装系(センサー類) | 警告灯の点灯、機能が使えない | 部品と工賃で大きく変わる |
| タイヤ | 偏った減り、ひび | サイズと銘柄で変わる |
修理費は部品の値段や工場によって大きく変わるので、目安として見てください。警告灯の意味は 警告灯・警告音の意味と対処 にまとめています。
F40はM135i xDriveを除く全車がランフラットタイヤ標準でした(Wikipedia日本語版)。ランフラットは一般的なタイヤより値段が高めなので、中古で買う時はタイヤの残り溝も見ておきましょう。
故障の不安を減らす方法
『じゃあ、どうやって当たりの個体を選べばいいの?』というのが本音だと思います。
一番の近道は、整備の記録がしっかり残っている車を選ぶことです。
「点検の記録簿はありますか?」
「はい、毎年ディーラーで点検しています」
こんなやり取りができる個体は、前のオーナーが手をかけていた可能性が高いです。
F40を中古で選ぶ時のチェックポイント
ここが大事なところです。F40は年式の幅が広いので、同じF40でも状態に差があります。
- 型式がF40で、グレード(116i/118i/118d/M135i xDrive)を確かめる
- 整備記録簿で点検とオイル交換の履歴を見る
- 警告灯が消えているか、エンジンをかけて確かめる
- タイヤの銘柄と残り溝、ランフラットかどうか
- 保証が付くか、何か月・何km付くか

ディーゼルの118dは、短い距離しか走らない使い方だと合わないことがあると言われます。毎日の買い物だけなら、ガソリンの118iのほうが気楽かもしれません。
保証で選ぶならBMW認定中古車も
F40は年式が新しめなので、BMW認定中古車の在庫にも並びやすい世代です。
保証が付くぶん価格は高めになりやすいですが、輸入車の中古が初めての方には安心材料になります。違いは 認定中古車は高い? で比べています。
在庫を探す時は、型式やグレード、年式で条件を絞ると見つけやすいですよ。2019年8月以降・2024年までの5ドアに絞れば、ほぼF40だけが残ります!
F40と現行F70、どっちを選ぶ?
最後に、どんな人にどちらが向いているかを整理しておきますね。
- 予算の上限を決める(新車なら480万円〜が前提)
- ハンズ・オフ機能や48Vハイブリッドが必要か考える
- 必要なければF40の中古、必要ならF70の新車を軸にする
- F40なら整備記録と保証の有無で個体を絞る
新車のF70を検討するなら、値引きや見積もりの取り方も知っておきたいところです。交渉の進め方は 1シリーズの値引き相場と交渉の順番 を参考にしてみてください。
1シリーズにクーペやカブリオレがあるのか気になる方は、クーペ・カブリオレ・セダンはある? も見てみてください。F40に3ドアやクーペはありません。
BMW 1シリーズに乗り換える前に、今の車の手放し方も決めておく
BMW 1シリーズへの乗り換えを考えているなら、今の車をどうするかも先に考えておくと安心です。
『新しい車のことで頭がいっぱいで、そこまで考えていなかった』という方も多いですよね。
今の車は、購入する販売店での下取りのほかに、買取店に売る方法もあります。複数の会社に査定してもらうと、条件を比べたうえで決められます。
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ポイントは「今の車をどう手放すか」です。
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よくある質問
BMW 1シリーズの先代はどのモデルですか?
現行F70の先代は3代目のF40です。2019年8月29日に日本で発表され、2024年11月にF70へ切り替わりました。
F40はFFですか、FRですか?
FF(前輪駆動)です。1シリーズで初めてFFになった世代で、M135i xDriveだけが4WDです。
F40の116iはいつ出たグレードですか?
2022年9月14日に追加されたグレードで、オンライン限定で販売されていました。
F40はランフラットタイヤですか?
Wikipedia日本語版によると、M135i xDriveを除く全車がランフラットタイヤ標準でした。交換時は費用が高めになりやすいです。
F40の中古はどこを見ればいいですか?
整備記録簿、警告灯、タイヤの状態、保証の有無の4つを最初に確かめると、状態の良い個体を選びやすくなります。
まとめ
- F40は2019年8月29日発表の3代目(先代)で、1シリーズ初のFF
- グレードは116i・118i系・118d・M135i xDriveの4系統
- 現行F70は480万〜729万円(2026年7月以降モデル)で、48Vハイブリッドなどが加わった
- 故障は冷却系・オイル漏れ・バッテリーなど一般的な箇所を確かめる
- 中古は整備記録と保証の有無で選び、ランフラットのタイヤ代も見込む





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