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タイヤ交換の見積もりを見て『1シリーズってランフラットだったっけ?』と迷った方も多いはずです。
結論から言うと、現行F70はランフラット採用を公式資料で確認できず、パンクにはタイヤ・リペア・キットで備える形です(120 originalは除く)。先代F40は、M135i xDriveを除いてランフラットが標準でした。
この記事では、世代ごとの採用状況と、自分の車がどちらかを確かめる方法、交換時にお金がどう変わるかを順番に見ていきます。
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現行の1シリーズ(F70)はランフラット?
現行F70の公式価格表・主要諸元には、ランフラットタイヤの採用は書かれていません。代わりに、タイヤ・リペア・キットとタイヤ空気圧モニタリング・システムが載っています。
『BMWはどれもランフラットでしょ?』と思われがちですよね。
ただ、現行の1シリーズについては、BMWジャパンの資料でランフラット標準と確かめられていません。なので、この記事でも「ランフラットです」とは書かないでおきます。
公式の価格表(2026年3月以降生産分)で分かるのは、次の3点です。
| 装備 | 120 original | 120/120 M Sport | 120d/120d M Sport | M135 xDrive |
|---|---|---|---|---|
| タイヤ・リペア・キット | 設定なし | 標準 | 標準 | 標準 |
| タイヤ空気圧モニタリング・システム | 標準 | 標準 | 標準 | 標準 |
| スペアタイヤ | 記載なし | 記載なし | 記載なし | 記載なし |
| 標準タイヤサイズ | 205/55R17 | 205/55R17(M Sportは225/45R18) | 205/55R17(M Sportは225/45R18) | 225/45R18 |
注目してほしいのは、120 originalにタイヤ・リペア・キットが付かないことです。
エントリー・モデルとして装備を絞った結果で、理由は公式に書かれていません。120 originalを選ぶなら、パンクした時の手段を自分で用意しておきましょう。
歴代モデルのランフラット採用状況
ランフラットがはっきり標準だったと言えるのは、先代F40(M135i xDriveを除く)です。中古車を見る時は、世代ごとに確かめ方が変わります。
中古で1シリーズを探していると、世代によって話が違って混乱しますよね。
分かっている範囲を表にまとめておきます。
| 世代 | 型式 | 駆動 | ランフラット | 確かめ方 |
|---|---|---|---|---|
| 4代目(現行) | F70 | FF/4WD(M135) | 公式資料で確認できず | タイヤ側面の表示を見る |
| 3代目 | F40 | FF/4WD(M135i) | M135i xDriveを除き標準(Wikipedia日本語版) | 交換歴があるので現物を見る |
| 2代目 | F20 | FR | 公式情報を確認できず | タイヤ側面の表示を見る |
| 初代 | E87 | FR | 公式情報を確認できず | タイヤ側面の表示を見る |

F40は年式が新しいぶん、まだランフラットのまま乗っている個体も多い世代です。
ただ、前のオーナーが普通のタイヤに替えていることもあります。中古車は「新車時はどうだったか」より「今ついているタイヤは何か」を見るのが確実です。
FR時代とFF時代の違いは、FFになって何が変わったかの記事でも詳しく書いています。
自分の1シリーズがランフラットか見分ける方法
- 運転席側の前輪の側面(サイドウォール)を見る
- サイズ表記(例 225/45R18)の近くにある記号を探す
- 「RSC」「ROF」「ZP」「SSR」「RFT」などの表記があればランフラット
- BMW承認タイヤを示す星形のマークも合わせて確認する
- 4本すべてを見て、前後で種類が混ざっていないか確かめる

実は、見分けるのはそれほど難しくありません。
タイヤメーカーごとに、ランフラットを示す記号が決まっているんです。サイズの近くに小さく刻まれているので、スマホのライトで照らすと読みやすいですよ。
例えば、点検の時にこんな会話になることがあります。
「このタイヤ、ランフラットですか?」
「側面にRSCと入っているので、ランフラットですね」
自分で見るのが不安なら、タイヤ店や点検のタイミングで聞いてみてください。数秒で答えてもらえます。
星形のマークはBMWの承認タイヤという意味で、ランフラットかどうかとは別の表示です。両方が入っているタイヤもあれば、片方だけのタイヤもあります。
パンクした時はどうする?リペア・キットの使い方
タイヤ・リペア・キットは、小さな穴をふさいで近くのお店まで走るための道具です。側面の傷や大きな裂け目には使えません。
『キットがあるなら安心』と思うかもしれません。
ただ、キットで直せるのは、釘を踏んだ程度の小さな穴が中心です。縁石でこすった側面の傷などは、その場で直す方法がありません。
- 安全な場所に止めてハザードを点ける
- 刺さった釘などは抜かずにそのままにする
- キットの説明に従って修理剤とエアを入れる
- 少し走って修理剤を行き渡らせ、空気圧を確かめる
- スピードを控えめにしてタイヤ店かBMW正規ディーラーへ向かう
修理剤を入れたタイヤは、あとでタイヤ店で中を清掃するか、交換を勧められることが多いです。
キットはあくまで応急処置なので、その後の修理代も見込んでおきましょう。
120 originalなのにキットがあると思い込み、パンクして初めて積んでいないと気づくケースです。ロードサービスの連絡先を確かめておくか、市販のパンク修理キットを積んでおくと安心です。
新車にはBMW CAREとして3年間のロードサイド・アシスタンスが付いています。保証の範囲は新車保証とBMW CAREの中身で確認してみてください。
ランフラットと普通のタイヤ、交換費用はどう違う?
同じサイズなら、ランフラットのほうが1本あたりの価格は高めになるのが一般的です。差はブランドとサイズで大きく変わるので、見積もりで比べるのが確実です。
タイヤ代って、意外と維持費の中で大きいですよね。
1シリーズはグレードで標準サイズが違うので、まずは自分の車のサイズから考えます。
| モデル(現行F70) | 標準タイヤ | 標準ホイール |
|---|---|---|
| 120 original | 205/55R17 | 7.5J×17 |
| 120/120d | 205/55R17 | 7.5J×17 |
| 120 M Sport/120d M Sport | 225/45R18 | 8J×18 |
| M135 xDrive | 225/45R18 | 8J×18 |
出典はBMW公式主要諸元(2026年3月以降生産分)です。19インチはオプションで、タイヤサイズは公式資料に載っていません。
一般的に、インチが大きいほどタイヤ代は上がります。17インチと18インチでは、4本で数万円の差になることも珍しくありません。
ランフラットだと、そこにさらに上乗せがつく形です。組み替えの工賃も、ランフラットは割高に設定しているお店があります。
具体的な金額は時期・お店・銘柄で変わるので、2〜3店で見積もりを取って比べてみてください。タイヤの銘柄選びはタイヤサイズと交換費用の記事で詳しく書いています。
ランフラットから普通のタイヤに替えてもいい?
- 乗り心地がやわらかくなりやすい
- 選べる銘柄が多く、価格を抑えやすい
- 組み替え工賃が割安なお店が多い
- パンクした時にそのまま走れない
- 応急用の道具を自分で用意する必要がある
- 純正の設定から外れることを理解しておく
『乗り心地が硬いから普通のタイヤにしたい』という声はよく聞きます。
ランフラットは側面が硬く作られているので、段差でゴツゴツ感じやすいと言われます。普通のタイヤに替えると、そこがやわらぐことが多いんです。
ただし、替えたらパンクへの備えは自分で用意しましょう。トランクに修理キットを積む、ロードサービスに入っておく、のどちらかは用意しておくと安心です。
F40など元がランフラットの車は、スペアタイヤを置く場所がない場合もあります。その時は修理キットが現実的な選択肢です。
- 今のタイヤがランフラットかを側面の表示で確かめる
- 4本同じ種類にそろえて交換する
- 修理キットかロードサービスを用意する
- タイヤ空気圧モニタリング・システムの初期化をお店に頼む
乗り心地そのものの話は、乗り心地と静かさの記事も参考にしてみてください。
タイヤ代を維持費の中でどう見込むか
タイヤは毎年の出費ではありませんが、数年に一度まとまった額が出ていきます。年あたりに割って維持費に入れておくと、急な出費に慌てずに済みます。
タイヤ交換の時期は、走る距離と保管の仕方で大きく変わります。
例えば、年に1万km走る人と3,000kmの人では、溝の減り方がまったく違いますよね。
だからこそ、「交換1回分の費用÷交換までの年数」で年あたりに割っておくのがおすすめです。スタッドレスを使う地域なら、そのぶんも上乗せしておきましょう。
冬用タイヤを用意する時の注意
雪の降る地域では、スタッドレスタイヤの費用も見込んでおく必要がありますよね。
公式の注記では、18インチの974・975Mホイールと19インチの各ホイール、17インチの972ホイールに「スノー・チェーンは装着できません」と書かれています(BMW公式主要諸元)。
チェーンに頼れないぶん、冬はスタッドレスで備えるのが現実的です。ホイールごと用意すると、毎シーズンの組み替え工賃を抑えやすくなります。
スタッドレスにもランフラットの銘柄はありますが、選べる数は限られます。夏タイヤと同じ考え方で、パンクの備えとセットで選んでみてください。
ガソリン代や税金、車検まで含めた年間の総額は、1シリーズの維持費の内訳でまとめています。燃料の種類はハイオク・軽油の話も合わせてどうぞ。
新車で買う段階なら、タイヤサイズはグレード選びにも関わります。値引きと合わせて考えるなら、1シリーズの値引き相場から見てみてください。
BMW 1シリーズに乗り換える前に、今の車の手放し方も決めておく
BMW 1シリーズへの乗り換えを考えているなら、今の車をどうするかも先に考えておくと安心です。
『新しい車のことで頭がいっぱいで、そこまで考えていなかった』という方も多いですよね。
今の車は、購入する販売店での下取りのほかに、買取店に売る方法もあります。複数の会社に査定してもらうと、条件を比べたうえで決められます。
納車のタイミングと手放す時期をそろえておくと、車が無い期間もつくらずに済みます。
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すでに調べ尽くしている方は「知ってるよ」と思うかもしれません。でも、ピンと来なかった方は、ここだけは最後まで読んでみてください。
ポイントは「今の車をどう手放すか」です。
多くの人は、新しい車を買うお店でそのまま下取りに出します。でもこれは、損をしやすい典型的なパターンなんです。
販売店も商売なので、下取りはできるだけ安く引き取りたいのが本音です。
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金額が上がると、サービスしてもらったように感じますよね。
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| サービス開始 | 2007年 |
| 運営会社 | 株式会社エイチームライフデザイン(東証プライム上場企業 株式会社エイチームホールディングスのグループ会社) |
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よくある質問
現行の1シリーズはランフラットタイヤですか?
現行F70の公式価格表・主要諸元では、ランフラットの採用を確認できません。パンクへの備えとして、120 original以外にタイヤ・リペア・キットが標準で付いています。今ついているタイヤは側面の表示で確かめるのが確実です。
スペアタイヤは積んでいますか?
現行F70の公式価格表にスペアタイヤの記載はありません。120・120d・M135 xDriveはタイヤ・リペア・キットで備える形です。
120 originalでパンクしたらどうすればいいですか?
120 originalはタイヤ・リペア・キットが「設定なし」です。新車3年間のロードサイド・アシスタンスを使うか、市販の修理キットを積んでおくと安心です。
先代F40はランフラットでしたか?
F40はM135i xDriveを除く全車がランフラット標準でした(Wikipedia日本語版)。ただ中古車は交換されていることがあるので、現物のタイヤで確かめてください。
ランフラットのまま普通のタイヤと混ぜて使えますか?
前後や左右で種類を混ぜるのはおすすめしません。交換する時は4本同じ種類にそろえておきましょう。
まとめ
- 現行F70はランフラット採用を公式資料で確認できない
- 120・120d・M135 xDriveはタイヤ・リペア・キット標準、120 originalは設定なし
- 先代F40はM135i xDriveを除きランフラット標準だった
- 見分け方はタイヤ側面のRSC・ROF・ZP・SSRなどの表記
- タイヤ代は年あたりに割って維持費に入れておく





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