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『2シリーズって1シリーズの上のクラスなの?』『グラン クーペとアクティブ ツアラーは何が違うの?』と混乱している方、多いですよね。
結論から言うと、2シリーズは1つの車ではなく、形の違う3つの車の集まりです。1シリーズと一番近いのは4ドアのグラン クーペで、土台とエンジンを共有する兄弟車なんです。
この記事を読めば、1シリーズと2シリーズ各車の違いと、自分の使い方ならどれを選べばいいかが分かります。
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2シリーズは3種類ある:まず全体を見よう
2シリーズには「グラン クーペ(4ドア)」「アクティブ ツアラー(背の高い5ドア)」「クーペ(2ドア・後輪駆動)」の3車種があります。1シリーズと土台を共有するのはグラン クーペ(F74)です。
数字の「2」が付いているので、1シリーズの上位版だと思われがちです。ただ、実際はそうとも言い切れないんです。
BMWの車名は、奇数がセダンやハッチバック、偶数がクーペ系という考え方で付けられてきました。2シリーズは、1シリーズから派生した「形違い」の車が集まったグループと考えると分かりやすいです。
| 車種 | 型式 | 形 | 駆動 | 1シリーズとの関係 |
|---|---|---|---|---|
| 1シリーズ | F70 | 5ドア・ハッチバック | FF(M135 xDriveは4WD) | 基準 |
| 2シリーズ グラン クーペ | F74 | 4ドア・クーペ | FF(M235 xDriveは4WD) | 土台とパワートレインを共有 |
| 2シリーズ アクティブ ツアラー | U06 | 背の高い5ドア | FF系 | 同じFF系のBMW |
| 2シリーズ クーペ | G42 | 2ドア・クーペ | FR | 後輪駆動の別車種 |
1シリーズの値はBMW公式(2026年3月以降生産分の主要諸元)、2シリーズの型式と駆動は各種資料の記載です。

『じゃあ、どれと比べればいいの?』という方は、次の章から形ごとに見ていきましょう。
1シリーズとグラン クーペの違いは「形」と「荷物の出し入れ」
- 後ろの大きなドアから荷物を出し入れできる
- 後席を倒すと1,135L(M135 xDriveは1,200L)まで広がる
- 価格は480万円から(2026年7月以降モデル)
- セダンのような低く流れる屋根の形
- 荷室はトランク式で、背の高い荷物は入れにくい
- 価格は528万〜734万円(2025年3月の発表時・メディア)
グラン クーペは、1シリーズと同じ土台に4ドアのボディを載せた車です。エンジンも近く、220 グラン クーペ M Sportは1.5L直3+48V、M235 xDriveは2.0L直4という構成で発表されました。
つまり、中身はかなり近いのに、見た目と荷物の積み方が違う2台なんです。
『セダンっぽい見た目が好き。でも3シリーズは大きいし高い』という方には、グラン クーペがちょうどいい選択肢になります。
荷物を多く積むならハッチバック
1シリーズの荷室は120・120dが300L、M135 xDriveが380Lです(公式主要諸元)。荷室のドアが屋根の近くまで大きく開くので、背の高い荷物も入れやすい形です。
グラン クーペはトランクの開口部が小さめになるので、ゴルフバッグやベビーカーを積む時は、実際に載せて確かめておきたいところです。グラン クーペの荷室容量は、BMW公式の最新諸元で見てみてください。
「グラン クーペ、見た目は好きなんだけど、自転車も積みたいんだよね」
「それならハッチバックのほうが楽かも。後席を倒せば奥まで使えるから」
荷室の寸法の詳しい話は1シリーズの荷室容量と寸法にまとめています。
価格を並べると、どれくらい違う?
1シリーズは2026年7月以降モデルのメーカー希望小売価格(消費税込)、グラン クーペは2025年3月5日の日本発表時の価格(メディア)です。時期が違うので、最新の価格はBMW公式の価格表で確かめてください。
価格で比べる時は、似たエンジンどうしで並べるのがコツです。
| 比べる組み合わせ | 1シリーズ | 2シリーズ グラン クーペ |
|---|---|---|
| 1.5L直3+48V | 120 500万円/120 M Sport 521万円 | 220 グラン クーペ M Sport(価格は公式で確認を) |
| ディーゼル | 120d 521万円/120d M Sport 541万円 | ディーゼル(価格は公式で確認を) |
| 2.0L直4高性能 | M135 xDrive 729万円 | M235 xDrive(価格は公式で確認を) |
| 価格帯 | 480万〜729万円 | 528万〜734万円(発表時) |
価格帯だけ見ると、グラン クーペのほうが少し上から始まります。1シリーズには装備を絞った120 original(480万円)があるので、入り口の価格は1シリーズが低めです。
ただ、グラン クーペの価格は発表時の値で、その後の改定は確かめきれていません。2台を比べる時は、同じ日に同じ店で見積もりを出してもらうのが確実です。
1シリーズの中の価格差も見ておこう
1シリーズは120 originalから120 M Sportまで、エンジンが同じでも装備と価格が分かれています。120 originalは電動シートやシート・ヒーティング、40:20:40分割の後席などが省かれます(公式価格表)。
グレードの選び方は1シリーズのグレード一覧で詳しく書いています。
アクティブ ツアラーは「背の高い5ドア」
- 乗り降りの楽さを重視したい
- 後席に人を乗せる機会が多い
- 背の高い荷物をよく積む
- 機械式駐車場の高さ制限がない
アクティブ ツアラーは、1シリーズより背が高い5ドアです。目線が高く、乗り降りの時に腰をかがめる量が少なくて済みます。
『ミニバンほど大きくなくていいけど、乗り降りは楽なほうがいい』という方に向いている車ですよね。
1シリーズは全高1,450〜1,465mmで、全高1,550mm制限の一般的な機械式駐車場に収まる寸法です(公式主要諸元)。アクティブ ツアラーは背が高い分、駐車場の制限に引っかからないか、BMW公式の全高と照らして確かめておきましょう。
走りの軽さを取るなら1シリーズ
背が低い1シリーズは、カーブで車体が傾きにくく、軽快に走れるのが持ち味です。M Sportにはアダプティブ M サスペンションが付きます(公式価格表)。
実は、背の高い車は横風の強い高速道路で揺れを感じやすいこともあります。長距離をよく走るなら、試乗で高速道路も走らせてもらうと違いが分かりやすいです。
運転そのものを楽しみたいなら1シリーズ、家族の乗り降りを優先するならアクティブ ツアラー、という分け方がしっくりくるはずです。乗り心地については1シリーズの乗り心地と静かさで書いています。
2シリーズ クーペは後輪駆動の別物
「2シリーズは1シリーズの兄弟だから、クーペも中身は同じ」と思い込むケース。2シリーズ クーペ(G42)は後輪駆動の別の車で、1シリーズ(F70)とは土台が違います。
2シリーズの中で、クーペだけは性格がまったく違います。後輪駆動(FR)の2ドアで、どちらかというと走りを楽しむための車です。
実は、1シリーズにも後輪駆動の時代がありました。初代E87と2代目F20は後輪駆動で、3代目F40から前輪駆動に変わっています。
初代1シリーズのクーペ(E82)は、2014年に2シリーズ クーペ(F22)へ名前が移りました。日本では2014年2月に220iとM235iの2グレードで発売されています。
『後輪駆動のBMWに乗りたい』という方は、2シリーズ クーペか、中古のF20・E87を見ることになります。後輪駆動時代との違いはFFになって何が変わったか、クーペの歴史は1シリーズのクーペ・カブリオレにまとめています。
結局どれを選ぶ?使い方別の答え
- 荷物の積み方(ハッチバックかトランクか)を考える
- 乗り降りの楽さがどれくらい大事かを決める
- 駐車場の高さ制限を確かめる
- 気になる2台を同じ日に試乗する
- 同じ装備で見積もりを取り、総額で比べる
ここまでの話を、使い方ごとにまとめておきますね。
| こんな人 | 合いやすい車 |
|---|---|
| 荷物をよく積む、価格を抑えたい | 1シリーズ |
| セダンのような見た目が好き | 2シリーズ グラン クーペ |
| 乗り降りの楽さを重視 | 2シリーズ アクティブ ツアラー |
| 後輪駆動の走りを楽しみたい | 2シリーズ クーペ |
『全部いいところがあって決められない』という時は、普段の一番多い使い方を1つだけ選んでみてください。それに合う車が答えになることが多いです。

見積もりは同じ条件で
1シリーズとグラン クーペは同じBMW正規ディーラーで扱っているので、2台分の見積もりを並べてもらいやすいです。ナビや運転支援のオプションをそろえて比べると、価格差の中身が見えてきます。
例えば、1シリーズのテクノロジー・パッケージ(40.4万円)はハンズ・オフ・アシストやヘッドアップ・ディスプレイをまとめたオプションです(公式価格表)。片方だけに付けて比べないように気をつけましょう。
維持費の差も見ておく
1シリーズの自動車税は、120(1,498cc)が年30,500円、120dとM135 xDriveが年36,000円です(2019年10月以降に新規登録した自家用乗用車の標準税率)。燃費はWLTCモードで120が16.8km/L、120dが21.2km/L、M135 xDriveが12.5km/Lです(公式主要諸元)。
グラン クーペも同じ系統のエンジンなので、排気量が同じなら税の区分は近くなります。燃費やタイヤサイズは、公式の主要諸元で並べて比べてみてください。
値引きの進め方は値引き相場と交渉の順番で順を追って書いています。SUVと迷う方は1シリーズとX1の違い、ベンツと迷う方はAクラスとの比較、他ブランドまで広げたい方はゴルフ・A3・MINIとの比較も見てみてください。
BMW 1シリーズに乗り換える前に、今の車の手放し方も決めておく
BMW 1シリーズへの乗り換えを考えているなら、今の車をどうするかも先に考えておくと安心です。
『新しい車のことで頭がいっぱいで、そこまで考えていなかった』という方も多いですよね。
今の車は、購入する販売店での下取りのほかに、買取店に売る方法もあります。複数の会社に査定してもらうと、条件を比べたうえで決められます。
納車のタイミングと手放す時期をそろえておくと、車が無い期間もつくらずに済みます。
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多くの人は、新しい車を買うお店でそのまま下取りに出します。でもこれは、損をしやすい典型的なパターンなんです。
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よくある質問
2シリーズは1シリーズの上位モデルですか?
上位というより、形の違う派生車のグループです。グラン クーペは1シリーズと土台を共有する4ドア、アクティブ ツアラーは背の高い5ドア、クーペは後輪駆動の2ドアです。
1シリーズとグラン クーペの一番の違いは何ですか?
ボディの形と荷物の出し入れです。1シリーズは後ろの大きなドアから積めるハッチバック、グラン クーペはトランク式の4ドアです。
価格が安いのはどちらですか?
入り口の価格は1シリーズが低めです。1シリーズは480万〜729万円(2026年7月以降モデル)、グラン クーペは528万〜734万円(2025年3月の発表時・メディア)でした。
後輪駆動の1シリーズはもう無いのですか?
現行F70は前輪駆動(M135 xDriveは4WD)です。後輪駆動は2代目F20までで、新車で後輪駆動のコンパクトなBMWなら2シリーズ クーペが候補になります。
まとめ
- 2シリーズはグラン クーペ・アクティブ ツアラー・クーペの3車種
- 1シリーズと土台を共有するのはグラン クーペ(F74)
- 1シリーズは480万〜729万円、グラン クーペは528万〜734万円(発表時)
- 荷物重視なら1シリーズ、見た目重視ならグラン クーペ、乗り降り重視ならアクティブ ツアラー
- 2シリーズ クーペは後輪駆動の別の車





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